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下総国の北の端・結城 茨城県結城市

by あずまの国の広報
結城市は茨城県だけど、歴史的に見れば下総の国であり、今で言う千葉県と一緒だったのです。
そのせいか、言葉に茨城っぽい訛りがあまりない様な気がします。
 
結城といえば紬が有名。でも気軽に買って帰れる値段ではありません。
でも、古い町並みに美味しいもの、そして紬と同じく名産の桐下駄もありますよ!
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結城の町といえば古い町並み
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町の外れには結城城跡も残っています…が、地形的に空堀や土塁が残っているだけで、これといって特筆すべき見所があるわけではないのが残念ではあります。
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城郭好きならば、案内板を頼りに土地に刻まれた痕跡を見て歩くのも楽しいでしょう。
あまり遺物が無い理由には、戊辰戦争の際に佐幕派の拠点だったため、新政府軍側に攻撃され、ほとんど消失したという歴史のせいもあるかもしれません。
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街中は古い町らしく、醸造関係のお店がよく見られます。
こちらは「つむぎみそ」の秋葉糀味噌醸造です。
店内に入ると、背後にそのまま味噌工場が見えて、なかなか味があります。しかも、美味しくてお値段も高くなく、当サイト広報担当も結城に行くといえば、まず寄るスポット。
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醤油屋 小田屋のレンガの煙突。
 
酒造や醤油店の煙突を見るのが好きな当サイト広報には、たまらない景色ですね。レンガつくりはポイント高し です。
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酒造も街中に複数見られます。
こちらは清酒「武勇」の蔵元。ここにもレンガの煙突が……
正面の道は、関宿、野田、松戸、国府台、行徳までずっと続く、下総の国の縦貫道のひとつ。その北のスタート地点がここになります。
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そして結城といえば桐下駄。
 
買うときは、下駄の本体を形状や予算などと相談して選び、そして次に鼻緒を選びます。
そして、その場で鼻緒を取り付けてもらうのです。
予算は最低でも3千円からあり、思ったほどは高くはないです。
考えようによってはスニーカーより安いわけで、結城訪問の記念にいかがでしょう。
 
画像は結城の街中にある、柳田履物店での購入品です。
 
交通:水戸線結城駅 古い町並み、城跡は駅より北方向です。
クルマの場合は、県道結城野田線北上か、国道4号古河小山バイパスから国道50号を水戸方向に進み直ぐです。街中の散策の場合は駐車場がこれといってないのがちょっと苦労します。
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