●白子たまねぎのミートソース
ちのは:
これが白子たまねぎ。全国的な知名度はほぼないけど、千葉県外房では晩春の名物ね。
早生系で扁平な形、肉厚でジューシーさが特徴で生食向けとされるけど、普通に料理として使って、いい味が出るわよ。
画像のは十分乾燥させて保管したもの。
ちのは:
まずたまねぎをみじん切りにするんだけど、ここでひとつ。
しっかり切れる包丁でお刺身のように繊維を壊さないでみじん切りにすると、かえってあまり味が出なくなっちゃう様な気がするの。
だから、ちのははみじん切り器を使います。
包丁つかってみじん切りするときもあえて綺麗にしないで、繊維壊す感じで切るのがコツね。
ちのは:
なんでみじん切り器を持っているのかというと、近所の雑貨屋さんでセールだったからなのよね。
ちのは:
こんな風につぶし気味なみじん切りになれば、いい味が出ると思うわ。
ちのは:
あと、ニンニクもひとかけを、みじん切りにします。
これは普通に包丁で。
ちのは:
ミートソースなのでもちろん、牛ひき肉を用意します。
最低で160g ~リッチなら300gかな。
ちのは:
お鍋にオリーブオイルを熱し、たまねぎ、ニンニクを入れて中火以下で炒めます。
ちのは:
5~10分ぐらい炒めて、こんな感じにしんなりしてペースト状に近くなればOK。
かおりも青臭いかおりから、クリーミーなかおりに変わるのが目安ね。
ちのは:
じゃじゃーん
ここから邪道とも言われた、ちのはオリジナルレシピ。
用意するのはパプリカパウダー。
ちのは:
一旦火を止めてパプリカパウダーを小さじ1程度入れ、たまねぎにまぶしつけるように混ぜます。
これでパスタにソースを盛ったとき、油分がオレンジ色に輝いて凄く美味しそうに見えるのよね。パプリカないときはスルーできる工程だけど、ゼッタイお勧めよ!
ちのは:
まぶし終わったら、牛ひき肉を入れ点火。
中火ぐらいで牛ひき肉に火を通します。
ちのは:
火が通ったら一旦火を止め、ダイスカットのトマトの水煮缶を1缶、水200cc、固形コンソメ(ブイヨン)一個を投入。
再び点火して強めの中火にします。
ちのは:
すぐに、タイム小さじ半分、ローズマリー小さじ半分、マジョラム小さじ半分を入れます。
マジョラムは、ちのはの家にたくさんあるのでこれにしているだけで、一般的にはもっと普通に売っているオレガノでいいわよ。
フタをし沸騰したら極弱火にして、時々混ぜながら45分ぐらい煮込みます。
混ぜる回数はそんなに多くなくて大丈夫。
ちのは:
45分後に一回火を止め、塩(あれば岩塩)小さじ半分、こしょう(あればミルで挽いた黒こしょう)適量を投入。
それから15分も煮込んで味見てよければ完成。
何か一味たりないと思う場合は、醤油、ソースを極微量入れてみて。
ソースは特に入れすぎるとはっきりソース味になるから気をつけて。
ちのは:
そんなに難しくなく、缶詰のソースじゃゼッタイ出無い本格的な味になるわよ。
もちろん白子たまねぎ使うことで、より一層甘みやコクが増すこと請け合いね!
お好みでパルメザンチーズをかけて召し上がれ!
ちょっと、むつみちゃんの服は白いから、そんな勢いで食べるとシミつくっちゃうわよ~